はじめに
以前、Linux用の自作PCを作成しました。
今回はその中で感じたこと、前回書き忘れていたことを追記としてまとめておきたいと思います。
もしまだ以前の記事をまだチェックしていない方がいましたらこちらも良かったら読んでみてください。
普段ソフトウェア寄りの仕事をしているエンジニアの方にとっても、自作PCの経験は得るものが多いと感じたので、その気づきを共有できればと思います。
エンジニアとして自作PCを組み立てる経験はアリだと思った
まず結論から言うと、エンジニアとして一度は自作PCを組み立てる経験をしておくのは、かなり有意義だと感じました。
パーツの組み立て方はもちろん、
「メモリってこういう仕組みなんだ」
「これは熱暴走(CPUなどの発熱によって処理速度が低下したり不安定になったりする現象)が起きたら処理が落ちるはずだ」
などなど、普段プログラムを書いているだけでは意識しない部分に気づかされることが多くありました。
「パソコンで何でもできる」ような感覚を持ってしまいがちなんですよね。。。
自作PCを組み立てることで「コンピューターも結局はハードウェアなんだ」という当たり前の前提を改めて実感できたのが大きかったです。
この感覚を持っておくと、プログラムがうまく動かないときに「ハードウェアの相性が悪いのでは?」といった原因の切り分けにも気づきやすくなると感じました。
熱対策や電源容量について学べたこと
CPUクーラーやPCケースのファンによるエアフロー(ケース内の空気の流れ)を、実際にパーツを見ながら組み立てることで、CPUの熱をどう逃がすかという設計思想を体感できたのはよかった点です。
また、電源ユニットの容量をどれくらい確保すればよいか、配線をどう取り回すかといった部分も、実際に手を動かしてみないとイメージがつきにくいところだと感じました。
普段の業務ではあまり意識しない知識ですが、こうした経験があると、「これってハードウェア側で何か起こるかもな」というように、考えるときの引き出し増えるかもしれません。
特に自分は組み込み系のエンジニアなので、ハードウェアの知識や経験は多少なりとも持っておいて損はないと感じました。深い知識まではなくても、ハード寄りのメンバーとの会話がスムーズになる場面もありそうです。
ハードの人って配線考えるの大変だろうなと思いました。。。
BIOS操作をしっかり経験できたこと
普段BIOS(PC起動時にハードウェアを制御する基本的なプログラム)を触る機会があまりなかったのですが、今回はブート設定の変更やBIOSアップデートなど、一通りの操作を経験できたのも勉強になりました。
例えばBIOS画面では、CPUの温度がどのくらいになったらファンの回転数をどれくらい上げるか、といったファンコントロールの設定ができます。自作PCじゃないとファンコントロールとかは考えたことなかったので、熱負荷について具体的に考えさせられる良い機会になりました。
ハードとソフトの相性という気づき
今回改めて感じたのが、「ハードとソフトの相性」というものが実際に存在するという点です。
具体的には、Ubuntu 26.04 LTSが手元のPCとあまり相性が良くなく、なかなかインストールがうまくいかないという事象に遭遇しました。この経験から、迂闊にパッケージやOSを最新版にアップデートすることにも、相性面でのリスクがあるのだと気をつけるようになりました。
個人用PCなのでそこまで深刻には捉えていませんが、これが業務用のPCだったら影響が大きく大変だっただろうな、と感じさせられる出来事でした。
まとめ
- 自作PCの組み立て経験は、ハードウェアへの理解を深めるきっかけになる
- エアフローや電源容量、配線などは実際に手を動かすことで初めて実感が持てる
- BIOS操作(ブート設定・アップデート・ファンコントロールなど)を経験できたのも良い勉強になった
- OSとハードウェアの相性問題は実際に起こり得るため、アップデート時は注意が必要
おわりに
今回は自作PCを作る時に思ったことや感じたことで、前回記事にできなかったことをまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。
実際自作PCを作ろうと思った時はなかなかハードルが高いかなと思ったんですけど、いざやってみると勉強になりました!
作ってみて良かったな。
なにかの参考になれば幸いです。
