はじめに
今回はVim練習し始めてから大体1か月ほど経ちましたので、ここまでの感想を書いてみました。
前提
Vimを使い始めたタイミングは下記記事を書いたタイミングを起点にしています。
そこから1か月Vimを使ってみてどうだったか。という感想です。
最低限の操作は慣れた
Vimを使い始めた当初は独特のキーバインドになれず、ぎこちない操作になってしまっていましたが、さすがに使い続けると移動操作や、ノーマルモードからインサートモードへの移行などの最低限の操作は慣れました。
とにかくあれこれ考えずに使い続けることが大切だと思いました。慣れって重要ですね。
コマンドを覚えると便利さが分かってくる
「h」,「j」,「k」,「l」のカーソル移動はもとい、「w」,「e」などの単語ごとの移動、また、縦移動ですと「Ctrl + d」と「Ctrl + u」を覚えると快適性が上がります。
「Ctrl + d」と「Ctrl + u」は頻繁に使っており、これを覚えるだけでもマウススクロールしなくて済むのでとても便利です。
「x」で一文字削除ができるのですが、コメントの細かい修正などでいちいちマウスを持ち替えてBackSpaceやDelキーを押すこともなくなったので、とても便利です。「dd」の一行削除も便利。
上記はVimを使っている人にとっては基本的な操作だと思いますが、これらのコマンドを覚えて、Vimの操作にある程度慣れてくると、徐々に快適性が上がってくるということを体感しました。
マウスとキーボードを行き来するのはかなり手間だったんだなと認識した
Vimを使い始めると、コーディング中、右手をマウスに持ち替えたり、キーボードに移したりするという動作が意外と手間だったという事に気づき始めます。
持ち帰ることがなくなることの快適さに気づいた。というべきかもしれません。
マウスに持ち替える回数が減ったことは快適性に繋がりました。
また、マウススクロールする回数も減ったのも意外と手の負担という面で楽になったと感じています。
マウススクロールより、キーボードのボタンを連打したほうが楽と感じました。
もちろんたくさんスクロールしないといけない場合は、マウススクロールやスクロールバーを使用するのが便利です。ただ、マウススクロールとボタン連打を比較した時に、ボタン連打の方が楽かも。と感じたのが自分の中では発見でした。
まだぎこちない操作もある
とは言っても操作に慣れたというだけ(しかも移動系コマンドばかり)でまだまだぎこちない操作もたくさんあります。
一つ例に挙げると、文字列を選択する操作がおぼつかないです。
マウスですとクリックしながらカーソル移動するだけで行けると思いますが、この動作をVimで実践するにはどうすればよいのか?現在はビジュアルモードを使用して実施していますが、操作がおぼつかないです。
今後はビジュアルモードだったり、他のコマンドを覚えつつ、やれることを増やしていくという事になりそうです。
現在よく使うコマンドリスト
最後に現在私がよく使っているコマンドをまとめました。
コマンド | 動作 |
h | 左に移動 |
j | 上に移動 |
k | 下に移動 |
l | 右に移動 |
w | 次の単語の先頭に移動 |
e | 単語の最後に移動 |
b | 単語の先頭に移動 |
Ctrl + u | 半画面分上に移動 |
Ctrl + d | 半画面分下に移動 |
dd | 行を削除 |
x | 1文字削除 |
u | udno |
Ctrl + r | redo |
a | 現在の単語の右側にカーソルが移動し、インサートモードに移行 |
i | 現在の単語の左側にカーソルが移動し、インサートモードに移行 |
o | 現在の行の下に改行を行い、インサートモードに移行 |
yy | 今いる行をコピーする(ヤンク) |
p | 現在のカーソルに下の行にペーストする |
おわりに
Vimを使ってみて1か月経った今の感想を書いてみました。
良かった点を多く書きましたが、まだまだ操作としてはぎこちなさを自分は感じています。
作業を急ぎたい時はやっぱりマウスを使ってしまいますし。
今後は編集操作をもっと慣れていきたいと思います。
それでは。