はじめに
こんにちは。ちゃばです。
今回は「新人エンジニア時代に読みたかった!1〜3年目で役立つおすすめ技術書」というテーマで本を5冊紹介させていただきます。
写真は6冊写っていますが(笑)
1冊は番外編でご紹介しています。

テーマの紹介
今回は下記を意識して記事を書いています。
- 新人エンジニア時代とは1年目〜3年目の事をイメージ
- 過去に私が購入したことがあるものだけをチョイスしています。
- なるべく分かりやすい解説がある本をピックアップしています。
技術書は実際に買ってみて読んでみないと自分に合っている合っていないが分かりにくいですよね。
少しでも参考になれば幸いです。
それではいきましょう!
オブジェクト指向でなぜつくるのか 第3版
まず初めはオブジェクト指向でなぜつくるのか 第3版 知っておきたいOOP、設計、アジャイル開発の基礎知識という本のご紹介です。

エンジニアになると誰しもがオブジェクト指向という言葉を耳にしますよね。
そんなオブジェクト指向の概念を学ぶために最適な本です。
この本はオブジェクト指向を学びたいけど何から勉強すればよいか分からないと言う人にオススメできます。
とにかく説明が分かりやすいです。
実際のコードがたくさん書かれている本ではなく、概念を丁寧に説明されている本なので初めの一冊にピッタリだと思います。
リーダブルコード
続いてはリーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニックです。

他の記事でもたくさんの人が紹介されている超有名本ですね。
読みやすいコードを書くにはどうすればよいのか?を教えてくれる本です。
エンジニアになりたてですと、コーティングにもお作法があり、分かりやすいコードと分かりにくいコードが存在するということが分からないですね。
私も全然わかりませんでした。
ですので、コーティングにも分かりやすいコーティングがあるんだということを意識しながらこの本を読んでみてください。
ただ、1点注意があると、もともとは英語の本を翻訳しているので、多少読みにくさがあると思います。
withコロナ時代のためのセキュリティの新常識
3つ目はwithコロナ時代のためのセキュリティの新常識です。

文字通りセキュリティに関する知識です。
会社勤めである以上セキュリティ問題は避けては通れないので、簡単にでも良いのでセキュリティについての知識を入れておいたほうが良いと思います。
皆さんセキュリティの知識はお持ちでしょうか?
IT関係だから当然人並以上の知識はあるぞ!っていう声も聞こえてきそうです。かくいう自分もそう思っていました。
しかし、実際にセキュリティ系の本を読んでみると、結構わからないことも多く、勉強させられます。
この本は技術本というよりはIT系の読み物で読みやすいのが特徴です。
2020年に発売していますが、昨今のテレワーク事情なども加味して書かれており、とてもわかりやすいです。
セキュリティに関してはあんまり考えてなかったな〜って思ったら一度チェックしてみてください。
具体的に解説が、されているのでイメージしやすいと思います。
フィッシング詐欺の解説の時に詐欺サイトの実際の画像などでどこに気をつけたら良いのかが載っていたり、ドライブバイダウンロード攻撃の、解説で図解が載っていたりと分かりやすいです。
[改訂新版]プロになるためのWeb技術入門
4つ目は[改訂新版]プロになるためのWeb技術入門になります。

もともと2010年ごろに発売された本ですが、最近「改訂新版」としてリニューアルされました。
リニューアルされた「改訂新版」は本の帯にも「全面改訂(フルアップデート)」と書かれているだけあって、「初版」と「改訂新版」で大きく内容が異なります。また、「改訂新版」は「初版」に比べてページ数も大幅に増えています。(ほぼ2倍)
内容もかなり詰め込まれているため読みごたえがあります。ただ、ちょっと詰め込まれているため、「初版」のほうが読みやすかった印象もありますが。
特に7章以降のSPA、Web API、サーバープッシュ技術の解説に力が入っている印象で、Web業界で働いていない自分にとっては勉強になる内容でした。
技術が生まれた背景や経緯、技術の仕様について分かりやすく解説されている本は貴重だなと思うこの頃です。
この記事の「番外編」で「初版」のご紹介もしているのでそちらもチェックしてみてください。
スッキリわかるSQL入門 第4版 ドリル256問付き!
最後はスッキリわかるSQL入門 第4版 ドリル256問付き!のご紹介です。

自分がデータベースについての知識がなかった時、データベースについて勉強するときにとてもお世話になりました。
このスッキリわかるシリーズは文章だけではなく、図解やイラストを使ってわかりやすく読んでもらう工夫がされているのが気に入っています。
データベースをこれから勉強したい。SQLをこれから勉強したい。という方の最初の一冊にオススメです。
スッキリわかるシリーズは他にもPythonやJavaなど、いろいろな言語の書籍もありますのでチェックしてみてください。
番外編 プロになるためのWeb技術入門
番外編です。
4番目に紹介した「プロになるためのWeb技術入門」の初版のご紹介です。

最近改訂新版が発売されましたが、この初版と改訂新版ではかなり内容が違うと感じたため番外編としてご紹介します。
初版では現在使われているWebフレームワークの解説ではなく、HTTP やCGIなど、Webフレームワークが登場する前のWebアプリケーションの仕組みの解説が主になっています。Webの基本的な仕組みが学べると思います。
個人的にはこの初版はとても分かりやすいと感じています。2010年ごろの本ですので、今よりWebの技術が複雑化していないのも分かりやすい要素になっているかもしれません。
現代の技術も含めた解説本が欲しいという場合は「改訂新版」、今ではCGIなどはレガシーになってしまったけど、Webの基礎的な部分が知りたいという方は「初版」が良いかなと思います。
それだけ、「改訂初版」と「初版」では内容が異なることだけ覚えてもらえればと思います。
おわりに
今回は「新人エンジニア時代に読みたかった!1〜3年目で役立つおすすめ技術書」というテーマで本を5冊+番外1冊を紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
技術書はお値段もするので、1冊1冊を買うのに吟味している人も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介した本はいずれも私が実際に買って読んで勉強になったなと思ったものばかりですので、気になるものがあればチェックしてみてください。