はじめに
今回はhistoryコマンドのコマンド履歴に日付や時間を追加する設定を紹介します。
設定方法
「.bashrc」ファイルに環境変数 「HISTTIMEFORMAT」を追加し、下記の値を設定します。
HISTTIMEFORMAT='%F %T '
Bash「’%F %T ‘」← %Tの後に半角スペースが2つ入っています。このスペースがないと、「00:00:00ls」というように日付・時間とコマンドの間にスペースが何もなく、見づらくなります。
設定が終わったら、ログアウト、再起動、またはsourceコマンドを使用して設定を再読み込みしてください。
これで環境変数を変更した後から、コマンド実行した日付と時間がhistoryコマンドを使った際のコマンド履歴に表示されるようになります。
Before / After
【Before】

【After】

おわりに
historyコマンドでコマンド履歴に日付と時間を追加する設定を紹介しました。
デフォルトですと、いつそのコマンドを実行したのかが分からないので、この設定でより便利になると思います。何か起こった時の調査に使えますね。

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