【Ubuntu】ibus mozcで直接入力のキーボードレイアウトが変になる(日本語レイアウトではなく、USキーボードレイアウトになってしまう)

技術

概要

現在使っているUbuntuではインプットメソッドにibus-mozcを使用していました。

その時コマンドを打つために直接入力をするときに「^(~)」のキーを押したところ「+」と入力されて「あれ?」っとなりました。

どうやら直接入力時に「USキーボードレイアウト」配列になっているらしく、いろいろと調べて試したりしたので、その時の備忘録を残します。

結論から言いますと原因は分かりませんでした。ですので、最終的な対策としてインプットメソッドを「ibus」から「fcitx5」に乗り換えることで対策をすることにしました。

環境

  • Ubuntu 24.04.1 LTS

ibus mozcの設定を変更してみる

まず、事象について調べてみるとどうやらibusの設定を変更する必要があるのかも。と思い、下記を参考に試してみました。

「~/.comfig/mozc/ibus_config.testproto」の中身のlayoutを「default」から「jp」に変更して再起動しました。

結果は、変化はありませんでした。

setxkbmapコマンドを試してみる

続いて「setxkbmap」コマンドを試してみます。

下記サイトを参考にしました。

まず「setxkbmap -query」コマンドを入力すると下記になりました。

どうやら「us」キーボードレイアウトになってそう。

次に「setxkbmap jp」コマンドを打ってキーボードレイアウトを「jp」に変更して再起動してみます。

「setxkbmap jp」コマンドを打った後、設定を確認して再起動

結果は、変化はありませんでした。残念。。。

「dpkg-reconfigure keyboard-configuration」コマンドを試してみる

もう少し試してみます。。。

「dpkg-reconfigure keyboard-configuration」コマンドというものが存在することを知り、再度試してみます。

sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration
Bash

上記を入力すると、設定画面が開き、日本語キーボードレイアウトの設定を行って、再起動してみました。

結果は、変化はありませんでした。ここら辺から心が折れかけています(笑)

対策として「インプットメソッド」を変更することに 「ibus → fcitx5」

いろいろと試してみましたが、なかなかうまく行かなかったため、根本解決にはなっていませんが、対策としてインプットメソッドを変更することにしました

もともとインプットメソッドは「ibus」より「fcitx5」のパッケージのほうが良い?という噂を聞いていたので、変更することにしました。

下記のサイトを参考にしています。

sudo apt install fcitx5-mozc  # fcitx5-mozcのインストール
im-config -n fcitx5  # fcitx5を設定
sudo apt remove ibus  # ibusを削除(パッケージを削除)
Bash

インプットメソッドを「fcitx5」にすることで直接入力で正しくキーボード入力を行うことができました。良かった~

今回の目的は「正しくキーボード入力をしたい」という目的ですので、根本解決ではないのですが、問題が解決できればそれで良しとします。

原因を推測する。Ubuntuのキーボードレイアウト設定がおかしいと推測

ここからは根本原因の推測をしたいと思います。

たぶんですが、Ubuntuのキーボードレイアウト設定が「us」キーボードレイアウト設定になり続けているのが原因だと推測しています

というのも、Ubuntuのキーボードレイアウトビューアーというアプリで都度都度キーボードレイアウトを確認すると、「us」配列の表示になっていることを確認しています。

今回、いろいろとキーボードレイアウト関連の設定を変更したつもりでしたが、コマンドが違ったのか、まだほかにコマンドや設定がある可能性を考えています。ただ、現在の私の知識ではここまでが限界。解決には至らなかったです。。。

もしかして初歩的なミスだったり、設定忘れの可能性もあります。

ただ、これ以上考えたら沼にはまりそうですし、時間は有限ですので、インプットメソッドを変更して問題を解決する方向にシフトすることにしました

また、同じ問題に遭遇したらこの備忘録を元に、設定を見直してみたいと思います。

おわりに

今回の内容は以上です。

トラブルシューティングは難しいですね。

キーボード入力が変だとさすがに操作にストレスを感じてしまうので、ひとまず解決できたので良かったです。

このブログではこういった問題に対しての備忘録を情報として残していきたいと思います。